Responsible Consumption and Production
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※上記表示の販売価格は割引適用後の価格です 出版済み 3週間でお届けいたします。 1st ed. 2020 Series: Encyclopedia of the UN Sustainable Development Goals Author: Leal Filho, Walter / Azul, Anabela Marisa / Brandli, Luciana / OEzuyar, Pinar Goekcin / Wall, Tony(Editor) Publisher: Springer ISBN: 9783319957258 Cover: HARDCOVER Date: 2020年03月 ![]() 工業化の過程における生物多様性の喪失、気候変動、健康や生活条件の悪化といった問題は、発展途上国に限らず深刻化している。そのため、開発をより持続可能なものにする統合的な解決策を模索する必要性が高まっている。国連はこの問題を認識し、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」を採択した。2016年1月1日、このアジェンダの17の持続可能な開発目標(SDGs)が正式に発効された。これらの目標は、経済成長、社会的包摂、環境保護という3つの持続可能な開発の側面を網羅している。 The Encyclopedia of the UN Sustainable Development Goalでは、統合した形でこのSDGsを包括的に取り上げる。同書は17巻構成であり、各巻では17あるSDGsの1つを特集する。本巻ではSDG12、すなわち「持続可能な消費と生産パターン」を扱い、用語解説も収載されているため、知識を深めることができる。 具体的に定義された目標は次の通り。 すべての国が行動を起こすが、先進国が発展途上国の開発と能力を考慮しながら主導することで、「持続可能な消費と生産10年計画枠組」を実行する 天然資源の持続可能な管理と効率的な使用を達成する 小売・消費者レベルで一人当たりの世界の食品廃棄量を半減し、収穫後のロスを含め生産およびサプライチェーンでの食品ロスを削減する 合意された国際的な枠組みに従い、ライフサイクル全体で化学物質とあらゆる廃棄物の管理を環境に配慮して行い、人間の健康と環境への悪影響を最小限に抑えるべく、大気、水、土壌への放出を大幅に削減する 予防、削減、リサイクル、再利用を通じて廃棄物の発生を大幅に削減する 企業、特に大企業や多国籍企業に持続可能なプラクティスを採用させ、持続可能性の情報を報告サイクルに統合するよう推奨する 国の政策や優先事項に沿って、持続可能な公的物資調達方法を推進する あらゆる地域の人々が、持続可能な開発や自然と調和したライフスタイルに関する情報を入手でき意識するようにする 発展途上国の科学的および技術的能力を強化し、より持続可能な消費と生産パターンへの移行を支援する 雇用を創出し、地域の文化と生産品を宣伝する持続可能な観光のため、持続可能な開発の影響をモニターするツールを開発・実装する 国の状況に合わせて市場の偏りを無くし、無駄な消費を促す非効率な化石燃料への補助金が存在する場合、税の見直しや補助金を徐々に削減するなどして合理化を図る。また、環境への影響を配慮し、発展途上国の具体的なニーズや状況を十分考慮して貧困層や影響を受ける地域を保護し、開発による悪影響を最小限に抑える。 編集委員会:Medani P. Bhandari、Morgane M. C. Fritz、Ulla Saari、Leonardo L. Sta Romana
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